サウナの効果的な入り方

サウナの効果的な入り方

サウナは、どんな時間帯に入ったらいいのでしょうか?
また、こんな時には好ましくないなどということがあるのでしょうか?

サウナに入る時間帯は

サウナに入るということは、体の新陳代謝を活性化することが大きな目的となります。
従って、体が他の目的を重点的に働かそうとしている時間帯での入浴は、あまり好ましくないといえます。

 

以下に、その事例をいくつかご紹介しておきます。
これらの時間を避けて、入浴しましょう。

 

  1. 昼食や夕食などの食後でそれなりにお腹が満腹状態の時には、好ましいとはいえません。

    食後は、食べたものの消化の為に血液が胃腸等の消化器系へ集中することになります。
    こうした体の状態でサウナに入っても、快適な気分は味わうことはできませんし、逆流性食道炎などの遠因ともなりかねません。
    サウナに限らず、ご家庭での入浴でも食事直後に入浴すると血流が分散されて、健康上も良くありません。出来れば1〜2時間の「食休み」を十分にとってからから入浴することをお勧めします。
    但し、軽いお腹にものを入れる程度の食事であれば、特に問題はないとも言えます。

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  3. 飲酒の後のサウナへの入浴も避けましょう。

    お酒を飲んだ後は、何も車の運転だけではなく、入浴などのように突然に体に変化を与えるような刺激があることは良くありません。血管などにも過剰な負担がかかってしまいます。
    まして、泥酔状態ではさらに危険度が増してしまいます。絶対に避けて下さい。

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  5. 酷い疲れ

    仕事や長旅、激しいスポーツなど、あまりにも身体が疲れていたり、やたら興奮したりしている状態の時は、先ずは静かに椅子に座って、15〜30分位休憩してみましょう。それでも疲労感やだるさが取れない時は、体内への負担も大きく、サウナに入ることは好ましいとはいえません。

    休息後に安らぎを覚える状況になるようでしたら、入浴しても快適な感覚が得られると思います。
    家庭などでの入浴時でも、マナーとして、また健康法としても入浴時にはしっかりと「掛け湯」をして、身体を洗ってから入るのが日本の習慣になってきました。
    これは、体にも、メンタルな意味でも、至極合理的な手順だといえます。
    サウナに入浴する場合でも、掛け湯をしたり、シャワーを浴びたりしますが、必ずよく水分をふき取ってから入って下さい。
    水や温水であっても水分が身体が付着したままでは体が蒸発熱で冷やされて、発汗しにくくなってしまいます。円滑に発汗出来るように、しっかりと水分を吹き取りましょう。

サウナ室に入ったら

サウナ室に入る際に心掛けておきたいことがあります。

 

サウナに入る際、一般的には大型バスタオルを持って入ります。
大方の人は、以下のようにして座っています。

  • 男性は腰にバスタオルを巻く ×
  • 女性は体にまいバスタオルを巻く ×

本来は、バスタオルは座るベンチの位置から足元まで広げて自分の出した汗をそのバスタオルで処理するようにしたいものです。

バスタオルの上に座り、他人に汗を散らさないようにすることが好ましい

そして、サウナ室に入ってら心掛けるべき2点を、お伝えいたします。

 

  1. 大衆向けのサウナには、たいてい3段ほどのベンチ形式で作られています。

    サウナ室が空いていてスペースに余裕のある時は、中・上段のベンチへゴロリと横になるのが、一番楽な姿勢です。また、座っているのと同じベンチに、足を伸ばしたりするのもいいでしょう。
    但し、時間帯などによっては混雑したりします。
    そんな時には、椅子に座るのと同様に腰掛けて発汗を待ちます。

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  3. 発汗の仕方には、体調や体質などの個人差もありますが、サウナ室に入っている時間は10〜15分で充分だといえます。15 分以上となる長時間入ると、かえって心臓などにも負担がかかり、疲れをとるはずの入浴が、むしろ疲労感を感じたり、体に負担をかけたりすることになりかねません。

    床や下段のベンチの温度の低いところに長時間いるよりも、上段の温度の高い所で、短時間で汗を出した方が、心臓等への負担が少ないといわれています。

サウナ室を出たら、水風呂へ

次は、サウナ室を出てから心掛けるべき点を、お伝えいたします。

 

サウナ室を出たら、まずゆっくり歩きながら外気浴をするのが理想です。
しかし、日本では一般には都会のサウナでは非常に困難な状況だといえます。

 

そこで、まずは足や手先の方からゆっくり水を掛け、徐々に体の中心である心臓へと掛けていきます。そして、最後に顔を洗ったり、頭に水をかぶって、汗を洗い落とします。

水風呂に入る

サウナの汗をしっかりと洗い流したら、それから静かに水風呂につかります。
気持ちが良くて、水風呂の中にもぐる人がいますが、大勢の人が入りますからお勧めできません。

たいていの水風呂は、一応、濾過器で循環殺菌消毒濾過をしていますが・・・。

水風呂に入る目的は、熱い体を冷ます為です。

いわゆるヒートショックプロテインといわれる現象も誘発して、肌の締まりも良くなるはずです。
つまり、美肌効果があるというわけです。

HSP(ヒートショックプロテイン)とは、さまざまな環境ストレスで増加し、そのストレスから細胞を防御するたんぱく質のこと。別名「ストレス防御たんぱく質」とも呼ばれている。HSPはストレスや病気で傷ついたたんぱく質を見つけ、正常な働きができるように修復してくれる。また修復不可能なものは分解する。

 

水風呂には、寒気を感ずるまで入る必要はありません。
体が気分良く冷めたら、水風呂を出て、再びサウナに入り直します。

「サウナと水風呂」を3回位繰返すのが標準的な入り方です。

 

サウナにおける水風呂の温度は、お客様のご要望に応じて決めている所が多いようですが、現実には15℃では冷めたく感じますし、20℃ではぬる過ぎることになりますので、大体井戸水以上の温度の18〜19℃位に設定されています。

サウナを出てから湯につかるのは、心臓への負担が大きくなりますので避けましょう。
水風呂に入る時は、必ず足や指・腕などから順に心臓へかけ上げていき、最後に頭や顔から水をかけます。